<1995年の講演語録>
※ 一生懸命の時は肉体の働きだけで精神が消耗してしまう。脳波がシータ波
に下がれば生命体が前面に出てくるので疲れない。ドイツから来た遠い親戚 の人も、一生懸命やろうとしたから精神が消耗し、体の具合が悪くなってしま った。頭の中で出来ていることだけをやって、後は一切神経を使わなければ 元気になるものです。
※ 神仏はあらゆる人に幸福を与えようとしている。幸せになりたいなら、精神の
器を大きくすること。そうすればひとりでに幸せがやってくる。私自身も『私ほど 倖せな者はいない』と思うようになったら、周辺の人も幸せになった。
※ 阪神大震災では『私ほど倖せな者はいない』と思っている人は、被害が最小
限で済んだ。例えば、神戸に住んでいる人は、大震災の前日に政木先生から 『至急福山に行くように』との電話でことづけがあり、最終電車で福山へ行った 処、翌朝のテレビを見てびっくりしたという。私は電話をしていないが、欲望が なければお互いに思うことが通じるし、生命体はすべてわかっているもので す。
※ 神経波磁力線は空気エンジンの一部を使ったもの。わずか60Wから出力1
万Wの神経波が発生する。(空気エンジンは60Wが10万Wになる) 世の中 にはたくさんの電気器具がありますが、同じ周期の信号を連続して与え続け ると、人間の体には必ず弊害が起きる。人間の神経と同じ波を、時間を変え て与えると、筋肉や神経は疲労せずに、細胞は活性化されるのです。
※ 『私ほど倖せな者はいない』と思っていると、自分の中にいる生命体(昔から
これを神という)が前面に出てきて、10倍も100倍もの力が出るものです。
※ 母親が胃腸が弱くて病弱であったため、自分も胃腸が弱く、小学校の1年の
時から腹式呼吸を始めた。今思えば胃腸が弱くて良かったなと思う。
※ 欲望があると何も起こらない。一生懸命は目先の欲望の固まりだから何の
役にも立ちません。一つのことにエネルギーを集中させる“一所懸命”でない といけません。
※ 『シンプルゴルフ』の本は12冊目で完結編でしたが、出版日のその日に
『神経痛が発生しない本を書け』との信号が来た。これは、あるものが出来上 がると、また一段高いものが見つかる。だから、これで終わりという完結編と いう言葉を使ってはいけないと思っています。
※ 私は本も新聞もほとんど読みません。必要なことは神示でくる。何をするとき
でも、文献を集めたら終わりです。まず自分でやろうと思ったことを先にやっ て、そのあとで文献で確認すればよい。
※ 水をかぶったり、お経を読むのは自己満足だけでなんにもならない。修行と
は自分以外の人に幸福を与えること。そうすると幸福を与えた分だけの生命 体が戻ってくる。人間の器は、どれだけ周りの人に幸福を与えたかによって決 まる。
※ 小学校の3年生の時、毎月1回同じ夢を見ていた。それは沈没しないアトラ
ンティス大陸の夢だった。腹式呼吸のお陰で脳波が下がり、1万4千年前のこ とが鮮明に思い出された。
※ ヒット商品開発法を書いた時も、ただ鉛筆を持っているだけで、勝手に手が
動いて1週間で書き上げたものです。人間が頭をひねって書いたものはよくな い。一生懸命はダメですよ。やるんなら“一所懸命”で、一つのことにエネルギ ーを集中させることです。
※ 脳波が下がると、1年が300分の1秒になる。だから、物体が移動したり、ビ
ンの中に入るのも、精神統一すれば当然のこと。これらのことは、すべて阪大 で実験済みです。
※ 人間の神経の中にコンデンサーがあります。このコンデンサーは充電、放電
しても電圧が全然下がらない。人間は未来永劫この様なコンデンサーを作る ことは出来ない。現在の物理は程度が低い。真理は自然の中にあるから、自 然のものをそのまま使えばいい物が出来ます。人工的に作られた物はすべて ダメです。
※ 人工的に作られた物から発する電磁波は、どんなに微弱なものでも人間に
障害が発生します。人間の神経波と同じ信号の磁力線発生器は、まったく障 害がありませんし副作用もありません。60Wの力では影響がないため、1万 Wにして水(H2O)を刺激し細胞を活性化するから、病気が治るわけです。
※ 経営者の方は、売り上げを伸ばそうとか、収益を増そうなどと考えずに、得
意先にいい商品を持っていって幸福になってもらえば、売り上げはどんどん伸 びます。一般の方も、周りの人に幸福を与えることが人間の最高の修業であ って、おのずと人間性もあがります。
※ 10月21日に福井県で講演し、翌日山に登ると畑時能の墓があり、今日は
命日と書いてあった。これは偶然ではなく、生命体が覚えているから。
※ 350年前の熊沢蕃山、650年前の畑時能と、物的証拠がはっきりし、前世
があることは間違い。人生は一度きりではないので、執念を残さずに死んでい くことが肝心です。
※ 子供の頃に作った知恵の輪が出てきた。当時、輪を外すのに最初は飲まず
食わずで36時間かかり、2回目は10時間、3回目は5時間位かかった。今で も、何も考えず目をつぶってやると、生命体のエネルギーが指の先にやってき て、うまく出来ます。これが人間のあるべき姿で、一生懸命ではなく『一所懸 命』です。生命体のエネルギーが働いて、ことがうまく運ぶのを名人芸という。
※ 研究所の前に同じ朝顔を植えた。1本は植木鉢で1mの棒を差し、もう1本
は地面に植えた。すると、植木鉢の朝顔は1mの所で花が咲き、地面に植え た朝顔は、横の木につたって10mまで伸びた。頭もない、目も耳もない朝顔 ですら自分の身の程を知っている。現在の物理学は、人間も物質としてとら え、生命体を考えていない。今後は、生命体のエネルギーを取り入れないと、 人類の進歩はない。
※ 金品を要求するような宗教は、動物霊がやっている偽りの邪教であり、本当
の宗教は一切の金品を要求しない。金品を要求するものには近づかないこと
※ 脳波を下げると精神の器が大きくなる。「どうでもいい」「自分ほど倖な者はな
い」と思っていると心の器が大きくなる。そうすれば幸福が自ずとやってきて、 この世での不可能はなくなります。また、器が大きくなると周りの人々にも良 い影響を与えるものです。
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