精神エネルギー<U−4>


20.人間は一回きりじゃない・・・・前世と現世の縁

 では、また始めさして頂きます。えーと、実は今の明るい間にですね・・・。私
のところへついこの間、二月の四日・五日と実に、とんでもないことが起こりまし
た。実はまだ、これ時間がないので全部やっておりませんのですけどもね。た
だ今日はそれを持ってきただけなんですけども。こういう、ま、これだけの、これ
持ってきたわけですね。この日はですね、えーと、まず一番最初に来ましたの
が、先程も言いましたように、あの、その、えーと、朝七時半頃に、あの、まずア
ントニオ猪木がやってきまして、いろんな話をしたり、ほいで、一時間半ほど居っ
て帰ったわけですね。

 そうしますとその後へ、ブラジルから人がやってきました。ほいで、「今、ちょっ
と十分ほど前にアントニオ猪木帰ったんですよ」と言うたら、ブラジルの人が、
「残念やった。アントニオに会いたかった。私はブラジルでアントニオ猪木の兄さ
んとものすごく仲良いんです」と言ってきた。そうしますと今度そこへですね、ス
ペインからやってきたんです。絵描きさんなんです。私の部屋へ・・・、その一ヵ
月前に自分の一番はじめにやったという絵を私の部屋へ持ってきてくれた人な
んです。

  そのスペインの人が来たので、「お宅、国どこですか?」と聞いたときに、「私
の奥さんの実家が、福井の・・・」。ある山奥の地名を言うたわけ。私がその人
に、「私、今から六百五十年前そこに居ったんですよー」と言うたわけね。そうし
ますとその人が福井の奥さんの実家へ行って・・・そして、奥さんの実家へ行き
ますと私が六百五十年前に居ったというたその付近のことが全部、「私の言う
とおりのところにあったから」言うて。私の六百五十年前の名前ですね。この
「物的証拠いっぱいあったから」言うてそれを持ってきてくれたわけね。

 ほいで、このスペインの人が、「近いうちに私どっかへ行くんですよー」と話をし
てた。そうしたら・・・、ところが・・・、その人がですね、「行ったこともないので分
かりません」って言うた。するとその、そこに一緒にいたブラジルの人が、「で
は、私の所へいらっしゃい。私が全部案内してあげましょう」と言うて。スペイン
の人とブラジルの人、そこでちゃんと縁ができて、そのブラジルの家へ遊びにい
く事になったわけですね。

 そうしてますとそこへ、アメリカの人が来ました。この女の方です。アメリカから
どうしても日本へ行きたかった。ほいで、ようやく日本へ来たら・・・、ほたら、私
に、「どうしても会いたくなって来た」と言うんですわね。ほいで、この人を・・・、
来たから・・・、人間性測定をちょっとしてもらいました。向こうの世界から信号来
まして、今から三百五十年前日本人だったことが分かったわけ。そして、その
名前を言うたわけですね。何気なしだったですね。「貝原益軒です」と言うたわ
け。ほうしたらそのアメリカの夫人がですね、「私の研究論文が貝原益軒です」
と言う。「ほうしたら、自分のことを研究論文したんですねー」それで私がその
時、「私・・・、三百五十年前の私は熊沢蕃山です」と言うたら、「私の論文の中
にその名前が何回か「だからわざわざここへ来たのは、今からね、今から三百
五十年前のお友達のところへ来たんですねー」というて、言うてましたわね。

 それが・・・、アメリカの人が来た。 そのとこへ今度はですね。ネパールから
女の人がやってきまして・・・。これ、この方ですね。その方、来て、「日本へどう
しても来たかった」ほう言うもんで私、「実は、私は今から二千九百年ほど
前・・・、二千九百年から・・・、その頃にネパールにおったんですよ」と言うて。
ほいで、「私は行ったこともないんですけど、私の居った場所はこんな場所で
す」と言うてですね、「戸を開けて中へ入ると、ルビー、ダイヤモンド、ね、それか
ら、あの、えーと。ルビーとかダイヤモンド。水晶とかサファイア。廊下にずーっ
とあるとこに私居ったんですよ」と言うて。

 そしてその時に・・・、私のその時に一緒におった人、前、偶然東京で会うた
から、東京でその人に、「私、真田であそこ一緒に居ったんです」って話をした。
その人がですね、びっくりして、「私、その、今から二十年ほど前、新婚旅行にち
ょうどそこ行ったんですよ」っと言う。「やっぱり不思議な縁だー」ということを話を
したんです。したらその娘さんが、「実は、あなたの言うてるのはこういう所で
す。私、ここへ行ってこの絵はがきを貰ってきた。この中にあるこの城。これにあ
なたの言うてる場所、そのまま、そのまま残っております」言うてね。

 それで、このネパールの女の子が、「今から二千九百年か三千年前あなたは
私のお父さまだったんです」って言うて、ネパールからやって来たわけね。この
日一日に、ブラジル、ネパール、ブラジル、あの、それからね、その、あの、アメ
リカ、まあ、そんなとこから人が集まってきまして、その時つくづく思ったですわ
ね。現在日本人でも、今どこの人か分からない。ネパールが日本にいる。アメリ
カが日本にいる。ね、今現在日本人だってどこでもいるわけ。これだったらです
ね、なぜ世界中でよく戦争するのか、戦争の意味がわかんなくなったわけね。
結局、戦争だって自分がおったところの者同士が戦争してるわけでしょう。「何
にも戦争やる必要ないんだなー」ということ、この日つくづく分かったわけです。

 その、私の六百五十年前のこと、こんだけちゃんと、ものを調べてきてくれた。
私の六百五十年前のこんなものも持ってきてくれたわけですね。これが私の六
百五十年前。こんな格好だったということ。これも持ってきてくれました。全部、
その、「そこへ行けばみんなそれ見つかりましたよ」と言うてね。だから、私は行
ったこともない六百五十年前、そして今から行ったこともないネパールのそんな
所の事とか、みんな物的証拠をシュウエムさん持ってきてくれるわけですね。

 そして、ちょうどその日に講演が別のとこにありまして・・・、私、その日はです
ね本当に何千年前のことから、三百八十年前のこと、六百五十年前のこと、物
的証拠がどんどん〃〃集まったわけです。だから、人間というのは決して一回
きりじゃなしに、こんなことが起こるんだなーということですね。つくづくとその日
は教えられたわけですね。


21.腹式呼吸と脳波とパラメモリー

 ではちょっと電気を暗くして、お願いしまーす。はい、これは結構です。次。そ
して、これあります。このグラフは私が小学校一年・二年生時から、七秒間ずつ
毎日腹式深呼吸したときのことなんですね。それも、あれからずーっと後に分
かったですけど・・・。こういうことが分かったわけですね。普通、人間がしゃべっ
たり話をしたりしてるときは一秒間の周波数、一番上にありますように18、19、
20(Hz)から22(Hz)ぐらいの間にあります。普通の状態です。それをベータ波
と呼んでおります。

 ところがですね。目をつむってじーっと精神安定すると脳波が下がります。そ
して脳波が11Hzに下がりますと、誰でもスプーンが曲がります。脳波が11(H
z)になりますとスプーンが曲がる。それはですね、持って曲がるのはだめなん
です。ぎゅーっとスプーンをなかへ、自分で固く握って曲がるのは・・・、あんなも
ん誰でも力が入って曲がります。そやないんです。自分がスプーンを絶対に持
ってはいけないんです。一緒のスプーン、同じ格好のスプーンを2本一緒にしま
してテーブルのすみっこに置く。そうしたままでスプーンには一切指を触れない
で脳波が11になりますとスプーンが1本ぐにゃーっと勝手に曲がります。

 私はそういう実験を一万人以上したんですね。とくにおもしろかったのは、二
つぐらいの赤ちゃん。三つ以上はもう、ちょっと力がなくなります。二つから三つ
までの赤ちゃん。それにスプーンを持たしまして・・・、全然自分で曲げようと思っ
ておりませんから、お父さんかお母さんがその赤ちゃんにね、「そのスプーン曲
がるよ」っと言うて、お父さんお母さんが欲望放ったとき・・・。お父さんお母さん
が、「曲がったらいい」と思ったら絶対曲がらないんです。お父さんお母さんが
欲望なしで赤ちゃんに、「そのスプーン曲がるよ」っと言うだけで、ただちょっとつ
まんでるだけ。スプーンがぐるぐるっと回りまして巻き付いてしまいます。

 それは一万四千人も実験したんです。三つ以下の赤ちゃんというのは人間に
まだ完全になってないから、目先の欲望がなんにもない。お父さんお母さんの
いうことは「そうだー」と思う。完全に思い込むわけ。思い込むことによってそれ
が実際起こるわけですね。それが、赤ちゃんというのはあのへんの周波数ね。
せいぜい上がっても11、12、13、14ぐらいしか上がってない。だからそれが
起こるわけですね。ところが、私がその腹式深呼吸によって下がったのは、いち
ばん、4、5、6まで下がります。そこまで下がりますと、自分の、もう、ね、熱さ
寒さとか、なんとか思うような自分、人間としての普通の意識が全部なくなりま
す。

 その頃になりますと私は、腹式深呼吸が七秒間じゃなしで、二十秒間で吸う
て、二十秒止めて、二十秒出す事ができます。だから、一分間に一回しか呼吸
しないことずっとやっておりました。その時は、脳波がシータ波になっておりま
す。もう、死んでるか生きてるか分からない状態。その時になりますと凄いこと
が起きるわけですね。大きな発明ができたり、凄いことが起きるわけ。だから、
この付近までの、下げるってたいへんなことです。まあ普通でやっても、毎日一
時間二時間やっても、何年間か必ずかかります。七年とか八年かかります。

 ところが今度できた機械ですね。頭のよくなる機械としてみた。私は頭の良く
なるもんとして初めは思うてやってたから・・・。実験したらね・・・、ここの、杉山
さんの実験によりますと脳波がどんどん下がることが分かったわけですね。まさ
かと思ってみましたけど、脳波がシータ波に下がる人がいっぱいいてる。程度
の低い人はなかなか下がらない。でも何回かやってると脳波が下がっていくわ
けですね。そういうことが分かった。だから私のあの機械によってですね、脳波
がどんどん下がることが分かる。

 だから、先程もちょっと控え室で話をしておりますけども、岡山にあります古ー
い、もう一千何百年昔からある神仙道という宗教があります。その宗教はやっ
ぱり精神修養して、みなさん瞑想を、ね、黙想をやって脳波を下げる稽古をして
いる。ところが七年も十年もかかる。ところがこの間、その、私のその機械を使
ってやったら・・・、十分もすればもう完全に脳波がシータ波まで下がる。そして
目の前に真っ白な光線が・・・、光が出て、それがしばらくするともっと進んで自
分の・・・、何百年か昔の自分の姿が鮮明に映るということ報告されまして・・・。

 今までみたいにですね、瞑想・黙想なんにもする必要なくなった。この機械を
使えば一遍に・・・、今までやってた七年分が十分でできる。だから、「一応、人
間、そういうとこまで・・・、上へ精神面を上げといて、あと精神面の修業すれば
いいんだなーと分かったから、私らのグループ全員それを使いますよ」言うて報
告に来られましたけども・・・。その人なんか今までどんなに修業したってね、目
の前ピカーッと一面に真っ白な光線が出るまでいかなかった。

 ところが、あの機械を使って十五分ほどしたら、「自分の・・・、何百年か前の
自分が鮮明に映りました」「もう、帽子からどんなものを、ね、自分が身に付けて
るか、もう、鮮明に映りました」と。「こんなすばらしいものを!!」と言うて報告
に来られましたけども・・・。だから、そこまで上がりますとまだ、それから上へ上
がれる可能性があるわけですね。だから、今までみたいにですね、瞑想・黙想
五年も十年もして・・・。人間がそんな精神修業しなくったって、この機械を使うこ
とによって瞬間にその状態になる。その状態からもうひとつ上へ上げればいい
んであってですね・・・。

 昔は何でもすぐ熟練工が必要であった。ね、何でも。家を作るにでもですね、
大工とか左官とかいろんな人が五年も十年もどっかで訓練しなければできなか
った。それ、方法が分かんなかったから。今まで精神面も方法が分かんなくみ
んなやってた。ところが、こんなものができれば、そんなに難儀して苦労しなくた
って、脳波がさっと下がってそこまでいける。だから、そこまでの下げてから、あ
と修業すればもう一段上へ上がっていくわけですね。それが分かったという報
告なんですね。


22.超常現象は無欲で起こる

 はい、次お願いします。えーと、今ある状態が、この状態がですね。脳波が1
1Hzの時の状態です。私は何でも・・・、その、ただ実験・・・、全部こういうふう
に物理的実験をやるわけですね。ちょうど一番スプーンの曲がりやすいところ
へ、そこへひずみ計を貼っておきまして、そしてどうなったか実験する。人間は、
絶対スプーンは触ってはいけない。触らずに思うだけです。「上へ曲がれ」と思
う。一番上のカーブのように3/10000曲がったことがある。実験装置に出て
きます。「もとへ戻れ」と思うとちゃんともとへ戻ります。

 程度の低い人は思ったってなんにも、ちょっと信号出ますけどなんにも変化起
こらない。それからこの、三つ目のカーブはですね。「曲がれ。曲がった」と思っ
たら1/1000曲って、「もとへ戻れ。もとへ戻る」、反対に言うと反対へパッと
曲がりますね。そんなことが起こります。私はこういうことを、全部分かるように
オシログラフを使って物理的に実験をやるわけですね。

 はい、次お願いします。こういう実験もしましたね。一番上にありますように、
オシレーター、周波数一定で発信しております。それを頭のなかで「周波数が
下がった」と思う。周波数がさーっと下がる。「上がれ!」と、さーと上がってい
く。こんなもんでさえも人間の精神力で自由に周波数が変わること・・・。あるい
は、この二つ目の図面のように完全に両端を密封したまま上へ、「マッチの棒の
入った。中へ入った」と思うとストンと中へ入ってしまう。あるいは物体をどこへ
でも思う場所へポーンと飛ばす実験。こんな実験をやりました。これも、「物体を
どっかへ持っていこう」とか、「マッチの棒を中へ入れよう」と思ったら絶対入らな
いです。「入ったんだ」、「飛ばすんだ」と思う。その通りになるわけ。だから、人
間、欲望なくなったときにこれが起こるわけですね。

 はい、次お願いします。これもその実験。昭和四十九年十一月四日、大阪大
学で学生の前・・・、六百五十人の前でこれ実験したわけですね。薄っぺらい紙
の上に赤色のクレパス、空へピューンと投げる。空中であのね、絵が、字ができ
ます。これ、みな、時間計りますと、十万分の一秒間でこれが、字が一個ずつで
きてしまうわけですね。こういう実験をやったりですね、分からないことを全部実
験をやったわけですね。

 はい、次お願いします。そういうことを・・・。なぜそれが起きるかということ
を・・・。これがどうしてかってね。真ん中辺あります。光というところ。真ん中辺、
光があります。光より波長の短いところがね、紫外線。その上がレントゲン。そ
の上にありますのが宇宙線。その宇宙線とレントゲンの間にあるあの周波数。
あの周波数が今現在の物理学では、あそこの周波数しか短いものが測定でき
ないんです。長いものしかできないんです。ところが私らのやってる不思議な現
象というのはあれからもっと上の方にある周波数のところで現象が起きている
から、現在の物理学では、実験することができないわけですね。だから、これか
らどんどんその方向にいくと思います。



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