1.シータ波になると信号が来て結婚相手がわかるのか
質問者:欲望を捨ててシータ波になりますと神仏より信号が来るということを、大
体分かったんですが、例えばですね、夫婦は何回でも夫婦になっているというこ とはですね、その信号で分かるわけですか?
政木先生:はい、私の場合ですね、向こうの世界から教わったこと。こういう事
がありました。真の夫婦とは?という教えですね。『真の夫婦とは、今から十億 年ほど前に生物が地球上に発生したときは、全部雌雄合体であった。ほんとの 夫婦とは、その十億年前に発生した生物の雌・雄合体のものどうしが夫婦にな るのがほんとである』という。ところが、一番最初に生物が発生したのは全部雌 雄合体であったんだが、そのままでは生活しにくいのでそれから後、雌・雄が 肉体を別に保つようになった。でも、やっぱりほんとの夫婦とはその別のなった 者どうしがほんとの夫婦である。
ところが、近頃は殆ど間違った結婚をしている。私が人間性測りますと・・・、
お友達というのは人間性がそっくりだからお友達になる。ところがそれが、殆ど お友達と結婚してるわけ。つまり、お付合いをしてるうちに仲良くなった人と結婚 する。お友達だから人間性が同じ。結婚というのはね、男女、陰陽、正負、全部 もう正反対の者が夫婦にならなくてはいけないわけ。はい、十億年前の生物は 雌雄合体であった。つまり、雌・雄、マイナスとプラス、陰陽が一体で一個になっ ておった。それが本当の夫婦。
ところが近頃、男と女が自由にお付合いできるために、お友達とする。お友達
というのは、人間性が一緒なんです。だから結婚するまでは良く、結婚したらも う意見が衝突して、絶対にうまく行かない。分かり切ったことをやってる。だか ら、特に女の人は、結婚する相手はお付合いして好きになったものはダメです よという。そうじゃなしで、男と女と第一印象、顔会わした瞬間に胸ジンと響く 人。それが前世とか、前に夫婦だったものだから、それと結婚しなさい。かなら ず円満にいきますよという。
質問者:信号としてですね、シータ波の状態になりますと聞こえてくるのでしょう
か?
政木先生:いや、これはね、別にシータ波でなくっても、普通で来ます。それは、
普通の男の人には感じません。女にしか感じません。女の人に、その、ジーン と響きます。それが、前世夫婦だったものです。それと結婚すれば円満にいく。 だから、結婚だけは、そんなもんシータ波にしなくったって、普通の状態で女の 人は分かります。だから、決してその、ま、問題としてはお付合いをしてるうちに 好きになった人と結婚してはいけないということ。そういうことなんですね。
2.障害を持つ子供も自分の意志で親を選ぶのか
質問者:先ほど、子供は自分の意志で親を選ぶというお話でしたが、例えば、
片端(かたわ)の子供ですね、例えば、盲目のお子さんとかですね、・・・、そう いった状態の子供について教えてください。
政木先生:その子供さんは先ほど話ししましたがね。私よくは知りませんけ
ど・・・。先ほどね・・・、福山の市会議員の話。やったんですかね? しなかっ た? やらなかったですか? 福山の市会議員の人が来られて、「見てくれ」。 見たら、「あなたは今から何百年前、前世に人殺しをしてますから、あなたの家 は全部死に絶えますよ」と言うた。つまり、自分の前世のやったことによっ て・・・。それを自分が生きてる間に全部、ちゃんと前世のことをみな、今やって しまわないといけないわけ。
だから、例えばどっか悪い子供さん、片端の子供さんというのはね、自分がそ
れと同じことを一世前に、何か別の人にやってるんです。その自分のやったこと を今度自分が、それをね、償いをしなくてはいけないんです。だから、そういう人 も決して偶然じゃなし。一世前調べたら全部分かります。私の近くでね、もう、女 の子で可愛い子やったけど、目のものすごく悪い子がおったんです。一世前に 人殺しをした。ここの目のなかへ刀をズバーンと突っ込んで人を殺してるんで す。その目がやっぱりダメになりまして、ほいで、結局小学校一年の時にもう、 目がダメになってしまって、全部目を、目を全部取ってしまわないかんなったで すよ。前世、人殺し。そんなとこへ刀を突っ込んで殺した為に今度は自分の目 がダメになってますね。そういう人はみな、自分の一世前にやった、その、ね、 自分のやったこと、今度、それと同じことを自分が、それをやらなくてはいけな いことになっておりますからね。はい。
3.水の実験のこと
質問者:先生、ちょっと質問の内容外れますかも知れませんが・・・。私は水の
方のちょっと実験やっておりまして、そいで、あのー、測定するに、水の中にセ ンサー突っ込んでるんです。そうしますと、あのー、電源は直流から取ります。 取りまして、2p出しました場合にですね、それで、COM.の方がマイナスに入 るんですが、それが、あのー、プラスマイナスひっくりかえる・・・、水の中でひっく りかえっているみたいな気がする。プラスとマイナスが。それと、当然直流です から、あの、出てくるのは直流の電圧のはずですが、それが交流で出るときが あります。それ、先生、どういうことだろうかと思って?
政木先生:ちょっと実験装置がよう分かりませんけどねー。えーと、それは何ア
ンペアぐらい電流流すんですか?
質問者:電流は、あのー、電源はDC6Vです。出てくるのは千分の一、6mV位
ですね。
政木先生:そういう時はね、人間のねー、自分の思ってることがどんどん影響し
ます。私の大阪大学の工学部のね、そういう学科がありましてね、細かい実験 ばっかりやってるね、その学科の本に書いてありますよ。微生物の実験、ある いはそういう小さな実験するときにはね、人間の精神力がものすごく影響する からそれに注意しなさいと、ちゃんとやってあります。
質問者:それで、あのー、交流、あのー、交流のメーターが、あのー、メーターっ
て、あのー、ボルトメーター突っ込みますと交流でずーっと出てきちゃうんです ね。
政木先生:そんなもんねー、普通のねー、メーター入れたらあきませんね。測る
のは、オシログラフで測らないと意味ないです。
質問者:あー、オシロでね。分かりました。
政木先生:それでねー、そういうふうなねー、大体、水の実験でねー、0.6Vい
うたらねー、どっちでもいい、プラスでもマイナスでもどちらでもなりますね。1.5 V以上で実験しないとあきませんね。
質問者:入れるのは、6Vで入れてるんです。
政木先生:うん、6Vでね。ほいで、流す電流だってそんな何ミリアンペアという
のはダメでね、ある一定以上出るのが安定良く、もう、小さなところでしたらね、 もう、人間の精神力でどうにでもなってしまいます。それは、私はもう、実験によ っていろんなこと良く知りましてね、だから、小さな実験しますとほんとに、普通 の物理的常識では判断できないことが起こりますんでね。
質問者:分かりました。ありがとうございました。
4.フーチパターンでどういうふうに判読するのか
質問者:フーチパターンでですね、フーチパターンで過去世とかあるいは、あな
たの寿命はもう二ヵ月しかないとかいうのは・・・、そのー、フーチパターンという のは丸とか楕円とか棒とかいうだけですね。それでその、過去世の名前とか、 それから寿命が何年何月っていう数字はどういうふうにして判読するんです か?
政木先生:フーチパターンは何にも分かりませんよ。私は何にも分からないで
す。私は何にもせんでも分かるんです。分かるから・・・。ただね、長年、工学部 で実験したために、それが本当か嘘かを確かめるためにフーチパターンを使っ ているだけであって、フーチパターンで調べるのとは違います。先に信号が来る んです。その信号が本当か嘘かを調べるためのだけの信号であってね、フーチ パターンは何にも分かりません。あんなものは・・・。フーチパターンじゃないん です。それ、フーチパターンの以前に分かるからそれが本当か嘘かを調べるの がフーチパターンであってね、あんなものでは何にも分かりませんよ。
質問者:神の啓示ということですね。
政木先生:そうです。だから、何にもしなくても向こうから信号が入ってくるわけ
です。それが本当か嘘かをフーチパターンで調べるだけであって・・・。そういう ことだけなんです。だから、本当はあんなものはね、フーチパターンなんか全然 使う必要ないんです。みな、使わんでみな分かるんです。ただ、私は工学部に おったために、何か物的証拠がほしいから、それは本当か嘘かを調べるのにフ ーチパターンを使うだけであって、フーチパターンなんか何にも分かりません。
5.精神エネルギーの感知装置があるのか
質問者:それからもうひとつですね。えー、精神は一種の波動性をもつ粒子であ
って人工的に、電気的に発生することは不可能な周波数であると。しかし、もう ひとつトランジスタのマルチバイブレーターという発振回路を作って、定用発振 周波数を千八百サイクルとし、念力によって周波数を九百から・・・、九百または 停止させることができるということは、そのー、精神エネルギーでそういうことを やるわけですね。そうすると、その、それを、精神エネルギーを感じ取る装置を 作られたということなんですか?
政木先生:あのねー、結局はねー。あの時の発振周波数ねー、CR発振はその
ままですね。ところが先ほどいうたように人間のねー、人間の何か思ったときに 発生する周 波数ね、あの表から見ると、なんぼぐらいになりますかね・・・。要す るにX線の一番短い波長ね。X線の一番短い波長というたらもうこれが一番短 いんですわね。それ以上短いものはないんですわ。物理的にはね。その、一番 波長の短い、十万分の一から百万分の一のところに人間の波が、精神波があ るわけです。ケタが全然違うわけです。そうしますとね、人間がね、欲望放って 思えばね、この世の中何でも思う通りにいく、なってしまうんです。 私、そういう 実験を阪大でずっとやっておりましてね。こんな物体でもここにあると思うからあ る。どっか行ったと思ったらもう隣の部屋へポッと移ってしまう。
人間がここにあると思うからあるだけであって、向こうへ行ったと思ったら移っ
てしまう。そういうことが何でも簡単に起こりますね。先ほどのスプーンだって、 そんなもの人工的に何千度も温度が絶対に上がらない。でも、「温度が上がっ てね、溶解した」と思う。溶解してしまうわけ。それはもう、物理的には説明でき ないところの現象であって、ただ、先ほどずーっとカーブ・・・、表がありました中 のね、エレクトロンの振動数ていうのがあるんです。それ、現在の物理学ではそ れ以上、上は分からないんです。これの周波数の十万分の一、百万分の一の ときに・・・。人間の精神波の周波数がそこにありますんでね。だから、それを上 手に使う。
それが、欲望があったら働かない。欲望がないと勝手に働く。そしたら、そう
いうふうなスプーンの一部分が瞬間に温度がパッと上がったりね、物体が消え たり、実現してる。自由自在になるんです。だからもう全然、物理的に、現在の 物理的現象ではもう説明することは絶対に不可能なんです。そういう実験を、私 は学生を集めて阪大で五年か六年やったわけですね。それはもう、実際そこで しないと、いくら・・・。物理的に判断は絶対に不可能なことを実験をやったわけ です。だから、いくら常識で考えてもそれはもう分かりません。
質問者:普通の人がやっても再現性はないという・・・?
政木先生:ありません。欲望のある人全然できません。
質問者:見えない世界の力だっていうことですね。
政木先生:そうです。
質問者:はい、分かりました。
6.閉会のあいさつ
司会者:えーっと、まだ皆さんたくさん質問あるかと思いますが、時間の方がき
ておりますので今日の講演会はこれで終わりにさせて頂きたいと思います。本 日は、本当に長時間にわたりまして先生にお話をして頂きました。本当にどうも ありがとうございました。最後にもう一度先生に盛大な拍手でお礼をしたいと思 います。どうもありがとうございました。 (拍手)
講師略歴
政木和三(まさき かずみ)
大正5(1916)年、兵庫県生まれ。関西高工電気工学科卒業後、大阪帝国大
学航空学科の研究室に入り、通信工学科・精密工学科を経て、工学部工学セ ンター長。現在、林原生物化学研究所参与。工学博士。 太平洋戦争中は新 兵器の研究のため戦時研究員となる。インスピレーションにより、800件余の発 明をなす。ゴルフでは自然落下打法を開発、昭和51年度の関西シニア選手権 者となり、『政木ゴルフ教本 − ゴルフ50倍上達法』(旺文社)などの著書もあ る。昭和49年より、超常現象の研究を行ない、フーチパターンにより人間性測 定を実施している。著作・講演などで活躍中。
主 催:株\力開発研究所 開催日:1992年3月8日
写 録:1992年5月 安堂豊人 発 行:潟Aルファ
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